津和野 2005 [日本の町散歩(中国・四国)]
バイクの免許をとって最初の夏は、尾道に行った。
翌年の夏は、さらに遠出となる津和野、そして萩へ行った。
京都から、名神と中国道を乗り継いで向かった二つの町は、
まるで対照的な表情を私に見せてくれた。
最初に訪れたのは島根県の津和野。
山脈を裂くがごとくぶっ飛ばしてきた中国自動車道を六日町インターで降り、
津和野街道でさらに山を分け入ると、
小さな盆地が開け、津和野のささやかな町へ下りてゆくことができた。
町の中心を高津川が流れる津和野藩、亀井氏の城下町は、
かつてそこが武家の町であったとは思えないほどに優美な風合いを持ち、
女性的でしとやかな空気に静かに包まれていた。
さっそく、中心部にある小さな旅館に投宿し、町を散策してみた。
朝の津和野
■おまけ
SL列車「やまぐち号」
翌年の夏は、さらに遠出となる津和野、そして萩へ行った。
京都から、名神と中国道を乗り継いで向かった二つの町は、
まるで対照的な表情を私に見せてくれた。
最初に訪れたのは島根県の津和野。
山脈を裂くがごとくぶっ飛ばしてきた中国自動車道を六日町インターで降り、
津和野街道でさらに山を分け入ると、
小さな盆地が開け、津和野のささやかな町へ下りてゆくことができた。
町の中心を高津川が流れる津和野藩、亀井氏の城下町は、
かつてそこが武家の町であったとは思えないほどに優美な風合いを持ち、
女性的でしとやかな空気に静かに包まれていた。
さっそく、中心部にある小さな旅館に投宿し、町を散策してみた。
高津川に沿って。町方向を臨む。
津和野に限らず、中国地方の家並みは、オレンジの明るい屋根瓦が印象的。
津和野駅に向け、盆地に下りてゆく一両きりの列車。
津和野高校付近にて。
掘割に鯉が泳ぐことで知られる旧市街の殿町通り。
当時のわが愛車、INAZUMA400。いいバイクでした。
本町一丁目交差点にて。
殿町のランドマークのひとつ、養老館はかつての津和野藩の藩校。
朝の津和野
旧市街、本町界隈の朝。
静かな朝の津和野を、ディーゼルカーが通る。
■おまけ
SL列車「やまぐち号」
撮影 2005年8月
本文 2009年10月(2013年3月補訂)
本文 2009年10月(2013年3月補訂)
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