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琉球三都 2008 ~ (2) 首里 [沖縄紀行]

首里は、琉球王国の首都である。現在は那覇市に編入されてしまい、行政区分上はその一部となっているが、首里と那覇は元来異なる街であり、現在に至るまで別々の気風、雰囲気を持っている。首里の人はスインチュといい今も誇り高く、那覇のナーファンチュと混同されることを嫌うという。王都とその外港都市という関係性は、ちょうど日本本土における京都と大阪のようなものかもしれない。

 首里は丘陵地にある。古島駅を発車した首里ゆきのゆいレールは、ただでさえ高架を走っているのに、さらにぐいぐい高度をあげてゆき、その眺望はなかなか圧巻だ。首里に近づくにつれ緑が増え、その中に池や滝等が見え隠れするようになる。首里の城下町は、第二次大戦で壊滅的な打撃を受け、王都時代の華やかさを偲ぶことはできないが、いまも丘陵地ならではの湧水や自然の恩恵をうけ、那覇とは異なったゆるやかな時間が流れる宅地の合い間に、琉球紅型や首里花織の工房、そして泡盛の酒蔵が多数存在する。

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首里 大中町

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首里 桃原町(宝口樋川)
 

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首里 大中町


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首里 大中町


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首里 儀保町


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首里 大中町


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首里 大中町(首里劇場)


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首里 大中町


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首里 大中町(首里劇場)


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首里 大中町(首里劇場)


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首里 大中町


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首里 首里城


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首里 池端町
再開発がすすむ首里城周辺だが、意匠にはモダン沖縄?が感じられる。


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首里 崎山町


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首里 崎山町


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首里 崎山町(ヒジ川坂)
ヒジガービラまーいは、あまり知られていないが楽しい。


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首里 崎山町


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首里 崎山町


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首里 金城町


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首里 金城町


なお、文中に登場した首里劇場は、昭和25年開業。
現在の上映はポルノ作品が中心だが、いまも現役で当時の息吹を伝えてくれる。

撮影  2008年2月(那覇・首里) 5月(コザ・那覇)
本文  2008年9月


那覇編はこちら → http://club-carousel.blog.so-net.ne.jp/2009-11-17
コザ編はこちら → http://club-carousel.blog.so-net.ne.jp/2013-04-14

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