岩村 2016 [日本の町散歩(中部)]
岩村は、中央アルプスの最南端、恵那山塊に抱かれた山の町である。名古屋からも快速電車と明知鉄道を乗り継いで1時間半で来られるという手近さだが、歴史的な町並みがしっかりと残されている上に、日本三大山城のひとつである岩村城の城跡もあり、見ごたえのある町だ。戦国期には織田信長の叔母にあたるおつやが一時城主を務めたことから「女城主の里」としても知られる岩村。いまは城壁しか残されていないが、巨大な山城はその城壁をたどるだけでも面白い。
その山城のすぐ下から、流れる落ちる川筋に沿ってなだらかな坂道が続く。その坂道は右も左も、作り物ではない江戸時代からの町並みを残し、今も静かな町民のくらしがそこで営まれている。道筋にはかつての豪商の商家も多数無料開放されているほか、造り酒屋、薬屋、家具屋など現役の老舗も数多く残る。驚くのが「カステラ」を製造販売する店が多いこと。この山合いの小さな町に、西洋渡来のカステラ屋が4軒もあり、覇を競っているのだ。江戸時代、長崎に修行に行った地元の医者がレシピを持ち帰り、町に広まったものという。時代とともに洗練が加えられた長崎のそれとは異なり、岩村のカステラは伝わったがままの素朴な味わい。それが何とも嬉しい。
観光地として決して有名ではない岩村だが、心ある旅人にとっては穴場を探り当てたような、たくさんの楽しみのある町である。
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(以下、工事中)
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◎「藤時屋」のこと
撮影 2016年9月(一部2017年9月)
その山城のすぐ下から、流れる落ちる川筋に沿ってなだらかな坂道が続く。その坂道は右も左も、作り物ではない江戸時代からの町並みを残し、今も静かな町民のくらしがそこで営まれている。道筋にはかつての豪商の商家も多数無料開放されているほか、造り酒屋、薬屋、家具屋など現役の老舗も数多く残る。驚くのが「カステラ」を製造販売する店が多いこと。この山合いの小さな町に、西洋渡来のカステラ屋が4軒もあり、覇を競っているのだ。江戸時代、長崎に修行に行った地元の医者がレシピを持ち帰り、町に広まったものという。時代とともに洗練が加えられた長崎のそれとは異なり、岩村のカステラは伝わったがままの素朴な味わい。それが何とも嬉しい。
観光地として決して有名ではない岩村だが、心ある旅人にとっては穴場を探り当てたような、たくさんの楽しみのある町である。
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(以下、工事中)
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◎「藤時屋」のこと
撮影 2016年9月(一部2017年9月)
2017-10-15 23:09
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