苦楽園口 2008 [日本の町散歩(近畿)]
「東京の広尾や代官山のようなアップタウンが、大阪には無い」などという向きには、是非あなた、阪神間を歩いてみなはれと云いたい。大阪の上澄みは、この六甲のふもとの街々にたっぷりと残されているのだから。この地域を、神戸の一部のように考えるのは誤り。もともとは大阪に根を張る人間が移り住んだ場所だから、経済的にも文化的にも、ミナト神戸とは別物である。西宮市域の気さくで明るい雰囲気にしろ、芦屋市域の豪奢な雰囲気にしろ、いずれも神戸ではなく大阪的なるものの延長のように私は思う。
そんな町の中でも、私の一等お気に入りは「苦楽園口(くらくえんぐち)」。遠方の方は聞き慣れない名前かもしれないが、苦楽園という丘の上の高級住宅地のふもとにある駅の名で、その駅周辺にお店が集まっている。しゃれた店が続く中で、昔ながらの店構えを守るそば屋や本屋などもしっかり残っていて、肩肘張ったところがないのがいい。川べりの並木道でぼーっとすることも出来て、こんな街に住めたら、ぜったい自慢するだろうなと思う。
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そんな町の中でも、私の一等お気に入りは「苦楽園口(くらくえんぐち)」。遠方の方は聞き慣れない名前かもしれないが、苦楽園という丘の上の高級住宅地のふもとにある駅の名で、その駅周辺にお店が集まっている。しゃれた店が続く中で、昔ながらの店構えを守るそば屋や本屋などもしっかり残っていて、肩肘張ったところがないのがいい。川べりの並木道でぼーっとすることも出来て、こんな街に住めたら、ぜったい自慢するだろうなと思う。
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撮影:2008年7月
2015-01-14 11:33
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