信楽 2017 [日本の町散歩(近畿)]
信楽は言うまでもなく、奈良時代から連綿と続くやきものの里である。笠をかぶり、徳利と通帳を持ったタヌキの置物が有名だが、それだけではなく、温かみのある火色を特色として、この地のやきものは多種多様の発展を遂げてきた。生活に根付いた甕、傘立て、火鉢といった大物の生産では全国トップシェアを守ってきたし、食器や人形などの小物でも個性的なものづくりが行われている。また、茶器、花器等で京文化の一端を担ってきたという側面も見逃せない。山あいの小さな町をめぐれば、方々から聞こえるろくろの音、立ち上る焼成のけむり。道端には製品、作品が無造作に積まれたりしていて、まさに町じゅうが製陶一色という感じだ。関東の益子のように道路沿いにずらり並んだショップに買い物客がつめかけ・・ということはないが、そのかわりに、あちこちに散らばっている窯元までじっさいに訪ねて歩いて回れるのが信楽の良さ。多くの窯元はギャラリー、ショップ、カフェ等を併設していて気軽に入っていけるし、製作現場の見学ができるところも多い。製作者本人と話しながら品定めができるなんて、最高ではないか。歩いていると埋もれかけた古い登り窯を発見したりもして、なかなか楽しい。
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(以下、工事中)
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(以下、工事中)
撮影:2017年11月
2018-04-26 21:31
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