村上 2017 [日本の町散歩(中部)]
のっけから食い物の話で恐縮だが、鮭好きにとって越後の村上は聖地のようなところである。なにしろ、100種以上の鮭の料理法が村上には伝わるというのだ。太古の昔から、晩秋になると近くを流れる三面(みおもて)川に、おびただしい数の鮭が遡上してくる。江戸時代の村上藩がこれに目を付けたところから伝統のサケ漁が成立し、今に至るまで町の一大産業で有り続けているという。
村上藩の偉いところはこれだけではない。地酒、和菓子、お茶、それから伝統工芸の「村上堆朱(ついしゅ)」・・豊富な名産品を育て上げたこの町の心意気と、それによって培われたであろう文化的雰囲気を感じてみたくて(・・いや単純に鮭料理を腹いっぱいに食べてみたくて)私は冬の初めにノコノコとこの村上にやってきたのであった。
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実は今回(2017年)の村上の旅は失敗であった。晴れ間が出たのは朝のうちだけで、すぐに雲が広がってしまった。午後になっても雲は分厚くなるばかりで、まだ早い時間だというのに空は日没近くのように暗い。私はすっかり意気消沈してしまい、いつものような路地歩きもろくにできないまま、しょんぼり帰途についたのである。
翌年のリベンジを誓って村上をあとにしたのだが、2018年は諸事情あり訪問することかなわず。。。致し方なく、初回訪問時の写真のみで一旦アップすることにした。
とはいえ、この時期、北国である村上の天気は毎日こんなものだというから、これはこれで悪くはなかったのかもしれない。
村上藩の偉いところはこれだけではない。地酒、和菓子、お茶、それから伝統工芸の「村上堆朱(ついしゅ)」・・豊富な名産品を育て上げたこの町の心意気と、それによって培われたであろう文化的雰囲気を感じてみたくて(・・いや単純に鮭料理を腹いっぱいに食べてみたくて)私は冬の初めにノコノコとこの村上にやってきたのであった。
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実は今回(2017年)の村上の旅は失敗であった。晴れ間が出たのは朝のうちだけで、すぐに雲が広がってしまった。午後になっても雲は分厚くなるばかりで、まだ早い時間だというのに空は日没近くのように暗い。私はすっかり意気消沈してしまい、いつものような路地歩きもろくにできないまま、しょんぼり帰途についたのである。
翌年のリベンジを誓って村上をあとにしたのだが、2018年は諸事情あり訪問することかなわず。。。致し方なく、初回訪問時の写真のみで一旦アップすることにした。
とはいえ、この時期、北国である村上の天気は毎日こんなものだというから、これはこれで悪くはなかったのかもしれない。
撮影:2017年12月
2019-01-04 20:49
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