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桐生 2015-16 (2)市街周縁 ~ノコギリ屋根をめぐる [日本の町散歩(関東)]

さて、桐生というと織物工場。桐生の織物工場の特徴といえば、何といっても「ノコギリ屋根」である。
工場そのものが木造であれ、レンガ造りや大谷石造りであれ、はたまた鉄筋コンクリート造りであれ、その屋根はどれもノコギリの刃のようにギザギザの形状をしている。その目的は手織物の諸作業に欠かせない均一な採光を得ることで、主に直射日光の入らない北側に多くの窓を設けるための、構造上の工夫であった。
明治期以降市内のあちこちにノコギリ屋根の工場が出来たそうだ。桐生の織物は基本的に多品種少量生産であり、それぞれの工場の規模は小さいが、それゆえにいまも200棟以上が残存しているという。飲食店やギャラリー等に再利用されているものが多いが、現役の織物工場として操業を続けているところもある。
明治以来の産業遺産ともいえるこうした小さなノコギリ屋根の工場は、外から見ているだけでも何やら愛らしい感じがして、あれこれ見て回りたくなる。街の周縁部に点在しているため、駅でレンタサイクルを借りてめぐるのが最上の方法であろう。

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「桐生 2015-16 (1)」ページより続き

(5)市街周縁~ノコギリ屋根をめぐる

◎ 旧金谷レース工業(現 ベーカリーカフェ「レンガ」) <東久方町>
1919年の建築になる、桐生唯一のレンガ造りのノコギリ屋根工場。左に並ぶ洋館風の事務所棟も趣き深い
。つい最近まで現役の工場であったそうだが、2008年以降は、内部を改装し、人気のカフェレストランとして営業している。

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【おまけ】 桐生再生株式会社EVバス車庫<東久方町>
さて、ベーカリーカフェ「レンガ」の向かいにもノコギリ屋根発見! 
こちらは桐生市の観光振興を本業とする「桐生再生」が運行するEV(電動)ミニバスの車庫であり、むろん新しくノコギリ屋根を模して作られたもの。しかしキチンと北側の屋根に窓がついている等、本格的である。

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なお、隣の古民家レストラン「齋嘉」(おっきりこみうどん)も桐生再生の運営である。


◎ 旧住善織物(現 工房 金田丸岡平) <東久方町>
鉄筋コンクリート造りの小さなノコギリ屋根。現在は地元アーティストの方々のアトリエとして利用されている。

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◎ 金子織物 <東久方町>
住宅街の中にある現役のノコギリ屋根工場と事務所。フェザーカット織物という特殊技術で稀有な存在感を持つ企業であるという。

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◎金子織物<東久方町>
こちらも同じ会社のノコギリ屋根。上記のすぐ近くにある。

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◎ 旧イケダ産業 <東久方町>
住宅街の中に打ち捨てられたように残っている木造のノコギリ屋根。活用はされておらず、朽ちるがままとなっている。

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右の白い部分が事務所だったと思われる部分。


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周辺は新しい住宅も増えている中、古いノコギリ屋根がのぞいている。



◎ 旧齋憲テキスタイル (現カーヴかない屋 ワイン倉庫) <東久方町>
大谷石の外観が素敵なノコギリ屋根。直射日光を避けたノコギリ屋根工場の特性に加え、大谷石の持つ高い保湿性もワイン貯蔵にはプラスであるという。ノコギリ屋根の興味深い用途のひとつであろう。

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◎ 日絹織物 <仲町>

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市街地のすぐ裏とあって規模は小さい。


【おまけ】サンホープケアパーク仲町 <仲町>
日絹織物のノコギリ屋根工場に隣接して建てられた真新しい介護施設。こちらも、先ほどのバス車庫と同じく、新しい建物に桐生のシンボルであるノコギリ屋根をデザインに取り入れたものだが、明かり取り窓等は付いていないようだ。 

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【おまけ】仲町地域包括支援センター<仲町>
こちらも、本格的なリバイバルノコギリ屋根。高齢者向けデイケアセンターである。

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◎ 須貝織物 <仲町>

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市街地内にあるノコギリ屋根工場としてはなかなかの規模。


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隣接するこの建物が本社兼オーナー住居と思われる。


◎ 旧 八木橋 <仲町>
こちらも元は織物関連の工場兼事務所と思われるが、詳細は不明。

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表へ回るとこちらが事務所?店舗?と思われる。すでに営業している様子はない。


◎ 旧堀祐織物 (現 美容室「アッシュ」) <巴町>
桐生駅のすぐ南にある大谷石造りの小さなノコギリ屋根は、おしゃれな美容室に。

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ノコギリ屋根の工場のほか、住宅街に和洋折衷の邸宅が多いことも桐生の特徴のひとつ。桐生がもっとも華やかで潤っていた大正から昭和初期にかけて、稼ぎの多かった人達の間で流行したものであろう。

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こちらは、前出の「アッシュ」のすぐ横にある建物。
現在は人気のフレンチレストラン「ショコラ・ノア」として営業。


◎ 森秀織物 (織物参考館「紫」) <東>
現役のノコギリ屋根工場であり、かつ織物についての博物館として、その内部の一部が観光用に公開されている。敷地は桐生の工場としてはかなり大きめで、4連屋根の旧工場のほか、奥に3連屋根の現工場がある。

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左が織物参考館「紫」の建物。右にノコギリ屋根の旧工場の採光窓がみえる。


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裏の玄関に回ってみたところ。右側の赤いノコギリ屋根が現工場。


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せっかく資料館として開放されているので、中に入ってみよう。

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○旧森芳織物 <東>
小さな木造のノコギリ屋根であるが、リノベーションされ、東京の芸大などがアートプロジェクトの展示会場等に使用していた。最近は使用されていない様子である。なお、前出の「森秀織物」の創業者は森島秀、「森芳織物」の創業者は森山芳平。創業者の姓と名から一文字ずつをとって企業名や屋号にするのが、桐生の伝統という。

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仲町よりさらに東、その名も「東」地区の閑静な住宅街を歩くのは気持ちがいい。時々、織物工場に出くわして、織物生産が生活に密着していることを肌で感じる。

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また、ノコギリ屋根が見えてきた。



◎ 後藤織物 <東>
住宅地の中にある木造のノコギリ屋根工場は現在も操業中で、リズミカルな織機の音が漏れ聞こえてくる。ずっとずっと、残ってもらいたいと思う、桐生の音と風景である。

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後藤家の正面入り口


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◎ 旧佐々木縫製所 (現 豆腐料理「若宮」、パティスリー「ウチヤマ」) <東>
コンクリート造りの新しめのノコギリ屋根工場だが、奥の3連が豆腐・湯葉会席料理店、手前の2連がシュークリームが人気の洋菓子店となり、モダンな雰囲気も見事な改築・増築ぶりである。なかなか充実した再利用例であるが、実は奥の豆腐料理店はこの建物の昔からのオーナー。1993年まではこのノコギリ屋根で縫製業を営んでいたという。

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裏からみたところ。


◎ 須裁織物 <東>
こちらも現役の織物工場である。

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オーナー須永家の瀟洒な建物。


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なにげない町角の向こうにも、ノコギリ屋根がのぞく。


◎ 高橋木工所 <東>
シェルフ等の家具のメーカー。現在の本社は伊勢崎市に移転しているようだが、発祥の地はこちらのようだ。

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◎ 旧東洋紡績 (現 上州菓匠「青柳」) <東>
こちらは桐生を代表する人気の和菓子店が入居している。

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左3連の、補修されている部分が菓子店。右2連は地域の集会場として使用。


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お菓子屋さんの裏手に回ると、旧東洋紡績時代の表玄関が残っている。


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市街南東部へ歩みを進める。このあたりも静かな、落ち着いた雰囲気の町。「新宿通り」にはかつて水路が流れ、撚糸を行う水車が並んでいたという。

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錦町で見つけた洋館ふうのファサードを持つ住宅。


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町外れにも、どことなく桐生だなと思わせる風景が。


◎ 旧???  <新宿>
新宿1丁目にあるかなり味のある4連のノコギリ屋根。現在何かに使われる風には見えないが。。

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本町通りからそのまま南へ下ると「錦町通り」に変わるが、沿道の商店も多く、新宿や三吉町などの駅東南地区における中心街を形成している。通りはそのまま渡良瀬川の橋へつながり、それを渡って対岸の丘の上にある東武鉄道「新桐生駅」までを結ぶ。

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三吉町にある銭湯「三吉湯」。居酒屋も併設しており人気の銭湯だ。


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そして、三吉湯の向かいには、またノコギリ屋根が。

◎ 笠盛 <三吉町>
ここは現役の刺繍工場である。

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(朝バージョン)

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三吉湯(右)と笠盛のノコギリ屋根(左)

◎ 旧 江雅織物 (現 笠盛 第二工場) <三吉町>
笠盛のすぐ西側にあるノコギリ屋根。2015年まで江雅織物の工場として稼働していたが、操業停止後は笠盛が使用している。

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裏へ回ると旧江雅織物の当主、江原家の入り口。こちらからもノコギリ屋根が覗く。


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◎ 旧岩耕織物 (現 大東プリーツ工場) <新宿>
1928年建築の古い織物工場のノコギリ屋根が、会社は変わったとはいえ、いまも繊維産業の工場として使われていることが嬉しい。

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◎福田キルティング(互興製作所) <新宿>

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◎??? 金子家 <新宿>
さて、こちらの瀟洒は御宅は、2連のノコギリ屋根を持っている。表札を見ると「金子」とあり、東久方町でみたノコギリ屋根の「金子織物」さんと関係があるのかないのか? いずれにせよ瀟洒なお宅である。

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◎ 旧百定織物 <小梅町>

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渡良瀬川

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今度は、新宿より北側の浜松町地区へ歩みを進める。

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浜松町地区にも水路が流れる(閑居川)。
こうした渡良瀬水系の無数の流れが、繊維産業立地の大きな助けになったろう。


◎ 朝倉染布 <浜松町>
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大きな工場であるが、・・・ノコギリ屋根はどこ?


・・・あった!
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裏へ廻ったところ
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さきほどの閑居川をまたぐように工場がある


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ずっと西のほうに、珍しい大谷石づくりのノコギリ屋根があると聞いて、行ってみた。

◎ 旧 飯塚産業 (現 自動車博物館「MAEHARA 20th」)<広沢町>

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あいにく博物館は休館日で中には入れなかったが、外から見るだけでも圧巻の建物


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ノコギリ屋根の北側に旧オーナーの邸宅がある



(6)桐生の「山の手」~宮本町あたり

宮本町は、桐生市街のやや西寄り、桐生が岡と水道山の二つの台地に挟まれた谷戸のような地形に開けた住宅地である。歩いてみると、どことなく他の住宅地と違う、おっとりとした独特の空気が漂う。洋館のようなファサードを持つ住宅が多く、それらが背後の山並みに抱かれるように建っている様は、六甲山に抱かれた芦屋の山の手の雰囲気を連想したりする。それもそのはず、宮本町は昭和初期に開発され、織物業によって財をなした経営者達が居宅を構えた高級住宅地であったという。和洋折衷を特色とした住宅は、彼らの財力とインテリぶりを象徴するものだったのであろう。

まずは、ふもとのほうから・・

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(7) ふたたび、中心街へ

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(8)桐生駅、新桐生駅、西桐生駅

~JR桐生駅~
桐生の表玄関、JR両毛線の桐生駅。わたらせ渓谷鉄道も発着し、2面4線のすっきりとした近代的な高架駅である。朝夕は学生で込み合い、構内に充実した観光案内所もあることから、観光客にも利用価値が高い駅である。

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~東武鉄道新桐生駅~
桐生の市街地から渡良瀬川を渡った対岸の台地上にある瀟洒な駅だが、中心部から歩くと30分以上かかる。2面2線と駅の規模も大きくないが、特急「りょうもう」で東京と直結しているため、地元の人にとってはJR桐生駅よりも利用価値、利用頻度が高いという。

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東京と直結している利便性からか、周囲に企業立地も進む


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駅舎の上の風見鶏がしゃれている


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桐生と東京を結ぶ特急「りょうもう」



~上毛電鉄西桐生駅~
前橋と桐生を結ぶローカル電車、上毛電鉄。赤城山麓をトコトコ走る、小さな私鉄の小さなターミナル駅だが、開業以来変わらないというその駅舎は外観も内部もなかなか見ごたえがある。ここも主な利用者は学生。こんな素敵な駅が青春の思い出の1ページに残るなんて、うらやましい。

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撮影 2015年2月~3月、2016年2月~3月
本文 2015年12月 補訂 2019年1月
以上

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