SSブログ

AOR etc.. - MUSIC CALLENDER vol.2 JULY [NO MUSIC , NO LIFE]

CAFÉ CAROUSEL - MUSIC CALLENDER vol.2 JUNE [NO MUSIC , NO LIFE]

 “午後のコーヒー的シアワセ”を謳い文句に、膨大な数のコンピレーション・アルバムを作ったのは橋本徹だった。1990年代の終わり、僕らは学業そっちのけでたくさんのカフェやらバーやらをめぐり、そのたびに嬉しくなったり、淋しくなったりして、それぞれの夢や理想を交換し、温めた。

 時代が少しだけ傾いて、友人たちは遠くに去った。僕はコーヒーにクリームを入れるのをやめた。
橋本サンの二番煎じと言われてもいい。ボサ・ノヴァをメインにフレンチポップ、UKロック、イタリアンラウンジからハワイアンまで。
 ただ、早起きになったぶん、“朝のカフェ・オレ的シアワセ”から始めることにする。・・・音楽とともに、太陽はめぐる、僕は、この世が本当にメリー・ゴー・ラウンドみたいになるにはどうすればよいか考えて、頭を振り続けることにしてる。

続きを読む


MICKY MOUSE ORCHESTRA - MUSIC CALLENDER vol.2 MAY [NO MUSIC , NO LIFE]

 僕は、ディズニーランドへ遊びに行ったことがありません。
でも、ミッキーマウスになるために、舞浜でオーディションを受けたことがあります。
 実は、僕みたいに足が短くって、ちょっとポッチャリな人のほうがいいらしいんです。
 オーディションでは、ダンスをして、失敗して、頭が真っ白になって、あの時は、落ちちゃいましたけど、・・・

 僕は今でも、ミッキーマウスになりたいです。
 ウォルト・ディズニー。

RY COODER - MUSIC CALLENDER vol.2 APRIL [NO MUSIC , NO LIFE]

 ライ・クーダーと旅をする。

GABRIEL FAURÈ - MUSIC CALLENDER vol.2 MARCH [NO MUSIC , NO LIFE]

 フォーレを聴く。陽のよく差し込む窓辺で、光がカーテンに映し出していく影絵のあの像やこの像が、形をなしそうになっては消えてゆくのを、それによって、カーテンの色が様々に彩られて変化していくのを、私はただ肘掛け椅子に座って、飽きるとも無く眺めている。
 不意に風が吹き込んで、カーテンが舞う。像はゆらぎ、彩りはかき消され、私は驚いて立ち上がる。しかし、すぐに理解して腰を下ろす。私が本当に見ていたのは、窓辺やカーテンではなく、ほかならぬ自分の心の模様なのだった。

続きを読む


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。