逃走 [日々のよしなしごと]
大阪には、一般に、行ってはいけない地域、というのがある。
その、行ってはいけない地域では、写真撮影もご法度だ。
カメラなど肩から提げてウロつこうものなら、コワーい人々に取り囲まれるらしい。
その地域には、日なたの社会に顔を見せたくない、見せられない人たちが、
沢山いるからだ、と言われている。
その、行ってはいけない地域では、写真撮影もご法度だ。
カメラなど肩から提げてウロつこうものなら、コワーい人々に取り囲まれるらしい。
その地域には、日なたの社会に顔を見せたくない、見せられない人たちが、
沢山いるからだ、と言われている。
中国のいま [日々のよしなしごと]
中国で大地震が起きたとき、私は、四川省のとなりの省、陝西省の西安市にいた。
震源からかなり離れているのだが、それでも大きな横揺れが数分続いた。
街に目立った外傷はないのだが、
地震など生まれて初めて経験する当地の人達にとって、揺るがないはずの大地がゆさゆさ揺れるとは、
晴天の霹靂以上のショックだったようだ。
あれから数カ月たった今も、眠れないとか、思い出すと震えが止まらないという中国人の友人がザラにいる。
震源からかなり離れているのだが、それでも大きな横揺れが数分続いた。
街に目立った外傷はないのだが、
地震など生まれて初めて経験する当地の人達にとって、揺るがないはずの大地がゆさゆさ揺れるとは、
晴天の霹靂以上のショックだったようだ。
あれから数カ月たった今も、眠れないとか、思い出すと震えが止まらないという中国人の友人がザラにいる。
母娘 [日々のよしなしごと]
梅田の地下街のとんかつ屋で夕食をとっていると、
壁際のテーブルに、地味な身なりの、痩せたおばさんが着席。
寒いのにブルーのトレーナーだけで、裾のところがほつれている。
肌つやも悪く、そわそわと挙動不審で、タバコばかり吸っている。
と、眩いばかりに赤いセーターを着た女の子がお店に駆け込んできて、その向かいに座った。
壁際のテーブルに、地味な身なりの、痩せたおばさんが着席。
寒いのにブルーのトレーナーだけで、裾のところがほつれている。
肌つやも悪く、そわそわと挙動不審で、タバコばかり吸っている。
と、眩いばかりに赤いセーターを着た女の子がお店に駆け込んできて、その向かいに座った。
生きる知恵? [日々のよしなしごと]
あれは、先日、天神橋筋の某老舗喫茶店でひとりコーヒーをすすっているときのことだった。
店は結構繁盛していた。ほぼ満席だったと記憶している。
私は、4人がけのテーブルを一人で陣取って、悪いなあと、ちょっとだけ思いながら、
それが喫茶店というものだ、と思い直して居直っていたところだった。
そのとき、一人の来店客が現れた。
店は結構繁盛していた。ほぼ満席だったと記憶している。
私は、4人がけのテーブルを一人で陣取って、悪いなあと、ちょっとだけ思いながら、
それが喫茶店というものだ、と思い直して居直っていたところだった。
そのとき、一人の来店客が現れた。
駅で。 [日々のよしなしごと]
所用で、京阪電車の深草駅を利用。
ふと見ると、改札口の脇に、ささやかな黒板が置かれていた。
そこには、昔ながらのチョークで、次のように書かれていた。
「受験生の皆さんへ これまでの努力を存分に発揮して、是非合格を勝ち取って下さい」・・・
ふと見ると、改札口の脇に、ささやかな黒板が置かれていた。
そこには、昔ながらのチョークで、次のように書かれていた。
「受験生の皆さんへ これまでの努力を存分に発揮して、是非合格を勝ち取って下さい」・・・