SSブログ

長崎 2006/07 [日本の町散歩(九州)]

ポルトガルから帰ったら、すぐに行こうと思っていた長崎。
しかし実際に行けたのは、それから10年近くが経過した2005年になってからだった。

欧風でもあり、中国風でもあり、そして純和風でもあり、
それらが実に見事に混然一体となった、不思議な町。

入江を囲み、たくさんの丘に家々が張りつき、ゴーゴーと路面電車が駆け回る街は、
やはりどこかリスボンと似ているのであった。

FWnagasakiRG022(2).jpg

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

香港 2007 [アジアの町紀行]

春の香港。
九龍や上環の猥雑といえど、
中国本土の深センに比べて、なんと風が心地よいことか。
人の立ち居振る舞いの、なんというゆとり。

ここにはある種の混沌はあっても、埃はない。粗雑もない。
返還から10年が経つ香港であるが、中国とは何かが決定的に違っている。
香港はやっぱり香港なのである。

顧客企業の展示会への随行を名目に飛んだ二度目の香港。
客案内もそこそこに、
トラムに飛び乗って、半日間の休暇をめいいっぱい楽しんだ。

FWhongkongRG008(1).jpg

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

郡上八幡 2007 [日本の町散歩(中部)]

郡上八幡は、日本の宝である。

渓流に沿って谷間に開けたこの小さな城下町の隅々にまで、古き良き日本の美しい生活意識がいまも息づいている。
町の中心にある橋の上から渓流に飛び込む猛者どもが時々TV等でも紹介されることから、ご存じの方も少なくないだろう。

この小さな町に、400年続く真夏の伝統行事がある。三日三晩、夜を徹して民衆が踊り続ける「郡上踊り」である。この徹夜の盆踊りに、なんと毎年25万人が参加するという。

どうにも信じられなくて、ある夏、私も行ってみた。
以下は、そこで出会ったこの清々しい町の風景たちである。

FWgujyohachimanRG013(1).jpg


続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

追憶のピッコロ [日々のよしなしごと]

ピッコロにはお世話になった。
といっても、人でも動物でも、まして楽器でもない。
カレー屋である。

多くの人が行きかう梅田の地下街の片隅に、その店はあった。

関西一円に数店舗構えるチェーン店の本店なのだが、
席数はわずか6席(だったと思う)、地下街からトイレへの細い脇道に
隠れるようにして存在した。

「梅田に美味い店などあるはずがない」
そううそぶく友人達に、よく紹介したものだ。

続きを読む


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。