SSブログ

会津田島 2016 [日本の町散歩(東北)]

会津は喜多方方面に知人を訪ねた時のこと。一般的には郡山まで新幹線で行き、そこから磐越西線に乗って行けば片道3時間少々・・なのだろうが、そこは天邪鬼な私。なんだか昔の旅人のように、その道中、何てことない街道の旅籠で一泊して・・・というようなユックリ旅がしたくなった。
調べてみると、会津にはなんと東武鉄道→野岩鉄道→会津鉄道と、私鉄だけを乗り継いで行く方法がある。始発の浅草から最速の特急等でも4時間半、快速や鈍行だけの乗り継ぎだと合計で7~8時間かかるが、酔狂旅行にはちょうど良い。中継ぎの宿泊地は、野岩鉄道から会津鉄道への乗り換え駅でもある会津田島に決めた。その昔、下野(栃木)と会津を結ぶ西会津街道随一の宿場であったという田島。いまも南会津地方の中心となる高原の町だが、名所旧跡等が多いわけでもなく、古き良き町並みが残されている訳でもなく、観光ガイド等には全くというほど登場しない、まさに「何てことない町」・・・。そんなふうに高をくくって訪れたこの会津田島が、こんなにも印象に残る街だったとは、今もって驚きである。

FWDSC_8029(1).jpg

続きを読む


nice!(1)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。