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阪神間 2018 (4)冬の芦屋 [日本の町散歩(近畿)]

さて、春、夏、秋と阪神間のステキ町をめぐってきたが、最後の大トリを飾るべきはもちろん、芦屋であろう。日本一の高級住宅街であるのはもちろんだが、芦屋の魅力は、ここが単なる住宅街ではなく、地元の人々の日常が生み出す街的なストリートをあちこちに抱えている点であろう。その雰囲気は単にオシャレやハイソなどと表現できる生易しいものではなく、一般庶民の日常世界をキッパリ突き放してしまったようなところがどこかにあって、よそ者を面食らわせるがしかし、・・・それでも背伸びをしながら歩いていると、しだいに鏡の向こうの異世界を歩くような、不思議な浮遊感が湧いてきて、コキゲンな気持ちになれるのだ。
芦屋川の桜が咲き乱れる春も良いが、芦屋がもつ街的な審美性がもっとも際立つのは、余計なもののない冬という時期ではないだろうか。・・・そう思って最後にとっておいた街歩きを、皆さんも楽しんで頂きたい。

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