御所 2019 [日本の町散歩(近畿)]
「御所」と書いて「ごせ」と読む。前項の葛城古道歩きの出発地、拠点となる街である。大和盆地の南端に位置し、古くから奧大和、吉野、高野等の山地と大和盆地の中継地として栄えたという。江戸時代には御所藩(桑山氏)の陣屋町となり、その後、葛城川を隔てた東側に、円照寺を中心とした寺内町も形成され、御所は今に至るまで、葛城川をはさんで西と東に陣屋町と寺内町のふたつの表情を持つ。
現代においては、御所には都市として特別に目立つ部分はないように思われるが、江戸後期以降も大和絣(かすり)等の特産品を送り出し、つい最近まで繁栄していた面影は、街を歩けば随所に感じられる。有名な今井町にも劣らず重厚な町屋、蔵など歴史的町並みが随所に残り、陣屋町時代の環濠の名残りさえも見られる御所の街歩きは十分に見ごたえがある。駅前周辺から商店街まわりの昭和な街並みもまた、味わい深い。本気になって町おこしをすれば、十分に観光客を呼び込むことができるように思うが、そうはならないところがまた土地柄でもあるのだろう。
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現代においては、御所には都市として特別に目立つ部分はないように思われるが、江戸後期以降も大和絣(かすり)等の特産品を送り出し、つい最近まで繁栄していた面影は、街を歩けば随所に感じられる。有名な今井町にも劣らず重厚な町屋、蔵など歴史的町並みが随所に残り、陣屋町時代の環濠の名残りさえも見られる御所の街歩きは十分に見ごたえがある。駅前周辺から商店街まわりの昭和な街並みもまた、味わい深い。本気になって町おこしをすれば、十分に観光客を呼び込むことができるように思うが、そうはならないところがまた土地柄でもあるのだろう。
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撮影:2019年8月~9月
2019-12-11 14:36
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