ニューヨーク 1999 [アメリカの町紀行]
男なら、一度はニューヨークに行かなければ。
そう思い続けていた学生のころ、ひょんなことでそのチャンスができた。
古くからの友人が、ニューヨークへ英語の短期留学に出掛けたのだ。
私は、これ幸いと冬休みになるやいなやニューヨーク行きのチケットを取り、
彼の下宿に押しかけた。
友人と二人で、ウィークリーマンションの一室でゴロゴロし、
時々地下鉄を乗り継いで食べ歩きをし、
ごくたまに、思い出したように写真を撮った。
まもなく2000年を迎えようとする、真冬のニューヨーク。
残念なことに、残されている写真の数は多くはないが、
イーストリバーのブルックリン側の岸を二人で歩きながら
対岸にそびえるワールドトレードセンターのツインタワーを眺め、
なんだかんだで、やっぱりアメリカはどえらいもんやなアと語り合ったことを思い出す。
そして、街を覆う不思議な静けさに、
何かが迫りくる、ある予感のようなものを感じたことも。
そう思い続けていた学生のころ、ひょんなことでそのチャンスができた。
古くからの友人が、ニューヨークへ英語の短期留学に出掛けたのだ。
私は、これ幸いと冬休みになるやいなやニューヨーク行きのチケットを取り、
彼の下宿に押しかけた。
友人と二人で、ウィークリーマンションの一室でゴロゴロし、
時々地下鉄を乗り継いで食べ歩きをし、
ごくたまに、思い出したように写真を撮った。
まもなく2000年を迎えようとする、真冬のニューヨーク。
残念なことに、残されている写真の数は多くはないが、
イーストリバーのブルックリン側の岸を二人で歩きながら
対岸にそびえるワールドトレードセンターのツインタワーを眺め、
なんだかんだで、やっぱりアメリカはどえらいもんやなアと語り合ったことを思い出す。
そして、街を覆う不思議な静けさに、
何かが迫りくる、ある予感のようなものを感じたことも。
Coney Island