長野電鉄 1991/1993

長野電鉄に興味を強めたことがあった。
それは、OS-11というその垢ぬけた通勤電車の写真を見たことがきっかけであった。大都市圏の鉄道ではないのに、それは大手私鉄の最新型電車と変わらない、独特の洗練されたスタイルを持ち、私を魅了した。また、2000系特急電車の、人懐っこいスタイルにも興をそそられた。
関西地区から出たことのない私があこがれた、遠い高原を走る、美味しそうな「りんご色」の電車たち。いつしか私はそれに乗り、写真を撮ってみたいと思うようになった。
中学校3年生の夏休み、家族に対し、長野の善光寺へ旅行へ行こうと持ちかけ、そしてそれは実現したのであった。

2000系D編成による湯田中ゆき。夜間瀬-上条。1991年8月。

須坂駅で並ぶ10系OS-11と日比谷線から転入してきたばかりの3500系普通長野ゆき。
1993年8月

長野駅は2面3線の地下ホーム。2000系特急と元東急5000系の2500系電車が停車中。1993年8月

長野都心の地下区間から地上に出てきた2000系B編成の特急湯田中ゆき。
善光寺下-本郷　1991年8月

ステーションデパート？を備えた本郷駅を出発する普通長野ゆき。
このあたりは旧北国街道に沿った住宅地で、都市鉄道の雰囲気。1991年8月

本郷駅に進入する10系OS-11の普通木島ゆき。1991年8月。

柳原-附属中学前を走る10系OS-11による普通長野ゆき。
このあたりになると郊外の色合いが濃くなる。1991年8月。

道路と鉄道の併用橋として有名な村山橋を渡る2500系普通長野ゆき。
村山-柳原 1991年8月

須坂駅で発車を待つ最晩年の1500系屋代ゆき。1991年8月。

長野電鉄の中心駅、須坂駅の様子。左から2500系、2000系C編成特急長野ゆき、OS-11普通長野ゆき
2000系D編成特急湯田中ゆき。右側の車庫には東京から到着したばかりの3500系が見える。
1993年8月。

須坂駅に進入してくる2500系須坂ゆき。右の車庫に0系OSカー等が憩う。1993年8月

須坂駅情景。2500系長野ゆき。1993年8月

2500系の屋代ゆき。岩野-雨宮　1993年8月

岩野駅ホームの情景。1993年8月。

2500系屋代ゆき。雨宮-岩野　1993年8月。

ローレル賞受賞の0系OSカーによる普通長野ゆき。桜沢-都住。1993年8月。

信州中野駅で並ぶ2500系。1991年8月。

木島線赤岩-四ヶ郷間をゆく0系OSカーによる長野ゆき。1991年8月。
木島線は現在では廃線となっている。

木島線の夜間瀬川橋梁を渡る0系OSカーによる長野ゆき。赤岩-四ヶ郷。1991年8月。

りんご畑の中を勾配を上がってゆく2000系普通湯田中ゆき。夜間瀬-上条。1991年8月。

湯田中駅で並ぶ2000系電車。右が2000系A編成の特急長野ゆき。左がD編成の普通長野ゆき。
1991年8月

湯田中駅奥にあったスイッチバック用の踏切から撮影した湯田中駅前。
現在ではスイッチバックはなくなり、線路も一本のみとなった。1991年8月。

2000系D編成の車内。1991年8月。

以上