野上電気鉄道 1991-1994 [鉄道少年の頃(関西鉄道写真アーカイブ~1994)]
野上電鉄は、和歌山県海南市のJR海南駅付近から、かつて山のほうへ入り込んでいた11.4kmの私鉄である。私の興味は、高校にあがるかあがらないかの頃から、日ごろ利用する都市圏の電車にだけではなく周辺地域のローカル私鉄に対しても向けられていったが、その契機となったのが、この野上電鉄への数度にわたる撮影行であった。
見るからにおんぼろの電車に乗り込むと木製の床はギシギシと鳴り、古い窓枠にはくもの巣さえ張っているような状況であったが、各駅に残された古い駅舎には味があり、一両の電車でも車掌が乗務し肉声でアナウンスをしてくれる。私は訪問当初こそ、その取り残されたかのような古臭さに驚愕したが、何度か通ううち、廃線の危機に瀕しながらもその日その日の営業を続ける現場の健気さのようなものを感じ、そこに魅かれるようになった。
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◎初回の訪問時の記録(1991年11月)
中学3年生、慣れないリバーサルフィルムでの撮影である。
◎2回目の訪問
引き続きリバーサルフィルムを使用したが、使用後しばらく現像せず放置していたため、褪色した。
◎3回目の訪問
このときは通常のネガカラーフィルムを使用した。
◎4回目の撮影(最終回)
今回はリバーサルフィルムを使用した。
見るからにおんぼろの電車に乗り込むと木製の床はギシギシと鳴り、古い窓枠にはくもの巣さえ張っているような状況であったが、各駅に残された古い駅舎には味があり、一両の電車でも車掌が乗務し肉声でアナウンスをしてくれる。私は訪問当初こそ、その取り残されたかのような古臭さに驚愕したが、何度か通ううち、廃線の危機に瀕しながらもその日その日の営業を続ける現場の健気さのようなものを感じ、そこに魅かれるようになった。
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◎初回の訪問時の記録(1991年11月)
中学3年生、慣れないリバーサルフィルムでの撮影である。
◎2回目の訪問
引き続きリバーサルフィルムを使用したが、使用後しばらく現像せず放置していたため、褪色した。
◎3回目の訪問
このときは通常のネガカラーフィルムを使用した。
◎4回目の撮影(最終回)
今回はリバーサルフィルムを使用した。
2006-11-18 00:53
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