大阪(汐見橋線) 2007 [日本の町散歩(近畿)]
大阪の街中に、南海電鉄汐見橋線(しおみばしせん)という、知る人ぞ知る鉄道路線がある。
難波の繁華街にほど近い汐見橋という駅を起点として伸びる路線ながら、利用客が極端に少ない。たとえば木津川駅という駅などは、大阪市内の駅なのに、乗車人数は一日わずか39人(2011年調べ)しかおらず(!)、本数は日中もラッシュ時も、変わらず30分に一本という、都市鉄道としては実に異色の路線なのである。
都会の路線がなぜこんなことになってしまったのかは、様々な要因が絡んでおり一概には言えないようだが、もともと路線が繁華街から微妙に外れて走っていて乗客が少なめだったことに加え、地下鉄などの平行路線が整備されて乗客がさらに減るにつれ、どんどん本数を削ってしまったことが、悪循環を生んだともいえよう。
いまやほとんどの大阪市民も、この路線のことを知らない。古びて手つかずの小さな駅を、人知れずひっそりと往復するだけになってしまった汐見橋線。
だが、だから私はあえて宣伝したい。もし、あなたが人生に疲れ果て、うらぶれて行く当てなくさ迷うとき、この路線に乗ってほしい、と。 ・・・なにかがあなたの心の中に、芽生えるだろうと思う。
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◎ 津守駅付近
◎ 木津川駅にて
ここが乗客39人の秘境駅である。
難波の繁華街にほど近い汐見橋という駅を起点として伸びる路線ながら、利用客が極端に少ない。たとえば木津川駅という駅などは、大阪市内の駅なのに、乗車人数は一日わずか39人(2011年調べ)しかおらず(!)、本数は日中もラッシュ時も、変わらず30分に一本という、都市鉄道としては実に異色の路線なのである。
都会の路線がなぜこんなことになってしまったのかは、様々な要因が絡んでおり一概には言えないようだが、もともと路線が繁華街から微妙に外れて走っていて乗客が少なめだったことに加え、地下鉄などの平行路線が整備されて乗客がさらに減るにつれ、どんどん本数を削ってしまったことが、悪循環を生んだともいえよう。
いまやほとんどの大阪市民も、この路線のことを知らない。古びて手つかずの小さな駅を、人知れずひっそりと往復するだけになってしまった汐見橋線。
だが、だから私はあえて宣伝したい。もし、あなたが人生に疲れ果て、うらぶれて行く当てなくさ迷うとき、この路線に乗ってほしい、と。 ・・・なにかがあなたの心の中に、芽生えるだろうと思う。
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◎ 津守駅付近
◎ 木津川駅にて
ここが乗客39人の秘境駅である。
駅前は舗装すらされていない。
無人駅であるが、猫の駅員はいる。
勤務中
この犬が駅長か。はたまた常連客か。
2014-08-10 03:26
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